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by plants2
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第1回plants!報告 5

第1回plants!報告 5_a0018241_1015.jpg●スケボーの文化
ここで三つほど、ネタ提供がありその後また、加納さんのスケボーへの思いへ質問が飛び出しました。
日本ではアメリカとは文化がちがうから、いたるところでみんながスケボーやっているという感じではなく、箇所箇所でやってるだけ。日本では、あるところへ行かないとやっている人はいないのに、ここ日本でなぜあえて、スケボーなのかという質問に対しては、加納さんも日本はせまいし、フラットなところもないし、無理やりやっている感はぬぐえず日本は向いていないと思うとのこと。でも生活の中に根ざしているスケボーの文化全般そのものにあこがれる、文化そのものへの強い憧れがあるんだそうです。なぜかはわからないけど、それを描きたいと思うから描いてみたそうです。

道路や手すり、いす、駅とか公共空間はスケボーのためにつくったものではないのに、その空間で勝手に遊んでいるってところがおもしろく、「ほかにそいうツールってあまりないよね」っと藤さんはいっていました。しかも一生懸命田舎とかでもやっている。夜ガラス窓のとこでダンスの練習したりしている。違うものへの変換・目的外の利用で自分たちの遊び場をつくるというのがいい。輸入されている感覚だとはおもうが面白い、また、ただ車輪がついてて動くという単純な技術だけどそこがすごくおもしろいし、歴史があるからおもしろいっていうのもあるかもしれないというのが藤さんの意見です。

ここで、同じように舞踏の型に思いもかけずはまってしまった、男性(お名前がわからないのでごめんなさい)の方の意見がでました。これまで誘われていたが興味なくて断り続けていたけど、参加してみたらはなってしまって、今では舞踏をされている方とセッションをするまでになったとのこと。だから、加納さんのきもちはよくわかるとおっしゃっていました。瞬間瞬間を切り取る、瞬間の型のよさがあり、それがが絵の対象になるんだそうです。
加納さんも、自分の中でまだ意味はわからないけど、ただただ描きたかったから描いてみたとのこと。だからまだ、自分なりのアプローチであり、個人的なかんじだけど、まだみえていないけど、「かたち」への憧れもあるかもしれない。と意見をのべました。後日ともこさんに作品についてお聞きしたところ、「まだ作品としての意思のないもの」という表現をされていました。意思がでてくるとどのような感じになっていかれるのか興味しんしんな事務局長です。
by plants2 | 2004-07-15 00:29 | 第1回報告